ワイン造りを目指して

   今から20年ほど前、私の大好きなワインと言えば・・・北海道ワインさんのナイアガラでした。

 そのワインを飲みながら、コレを私が作れないだろうか?と思うようになり、名寄で葡萄が作れるのかどうか?とりあえず資料等を取り寄せて「いつか私が結婚出来たら葡萄を植えよう!」と思いながら長い年月が過ぎていきました。

 

 2002年に農業研修をしていた夫(裕二)と結婚しました。

あまりにも日本酒一筋でしたので、「酒を造りたい」と言われたら、結婚話も破談になりかねないと思い結婚前には葡萄作りの話を一切しませんでした。

 結婚後、夫に「ワインを造りたい!」と話してみたところ「日本酒は好きだけど、それはそれでイイ。ワイン造り?面白そうだね!」とあっさり承諾!拍子抜けしましたが、ようやく2人の意見も一致して、葡萄を植える夢に一歩近づいたのです。

   2004年、シャルドネの樹を30本植え葡萄作りがスタートしました。2年後の2006年には、ピノノアール、ケルナー、ツバイゲルトレーべの樹を合計2400本定植。

 ですがその翌年、非常に厄介な病気にさせてしまい今その葡萄達はありません。

 自分達で植えた樹を自分達で抜き、そして焼きました。あの時の思いと光景を私達は一生忘れる事はないと思います。

 技術のなさゆえ無知ゆえにとんでもない事をしてしまいました。

 今、私達が葡萄を作れているのは、その死なせてしまった葡萄達があるからです。

 どんなふうに樹を育てたらいいか、決して葡萄を大きくさせない、しっかり樹と芽を登熟させる、一日も長く葉を樹に残しておく事等々・・・

   もうニ度と葡萄を植えることは無いだろうと思っていたのですが、やっぱりもう一度やってみたいと思うようになりました。

 

   3年という時間は長かったのですが再び葡萄を植える決心をしました。

 

   2011年から現在の小公子とバッカスを定植し今も元気に成育しています。